最終更新: 2008-10-1 作成: 2004-6-10
650型〜800型:製作中
2000型〜3950型:製作中
5000型(Combino) New!
宮島線沿線に住み子供の頃から眺めてきた広電電車について，見たり，現業の方に聞いたり，博物館などで調べたことをまとめています。広電さんの公式資料を元にしているわけではないのでご注意ください。本文の内容について広島電鉄殿へのお問い合わせはご遠慮願います。
広電電車には，移籍車が多数在籍したため前歴調査に苦労しています。他都市では自社車両と違いのある移籍車は，あまり好まれていないような記述を見ることがあります。広電電車では，使いにくいところは，常に改良を加え，また長所は他の車両にも反映しています。たとえば，戦後製の自社車両は，製造メーカがお手本にした京都市電と基本構造が同じですが，扉の配置，両開扉，正面中央の広い窓などラッシュ対策は大阪市電，フラットな床やワンマン機器の特徴は神戸市電，連接車の乗務員の見通し改善のための全断面ホロは西鉄からなど。ドルトムント電車がもし入っていなければ，グリーンムーバーや他都市の海外製車両もスムーズに導入できなかったのではないでしょうか。このような多種多様な文化を受け入れ走らせている広電電車は，平和都市広島にふさわしい乗り物であると思います。もちろん様々な車両を支えている現業の方々の努力と知恵は大変なものでしょう。本文が読者の皆様の理解の一助になれば幸いです。
開業92周年11月23日記す
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